Kikiです。
最近、新生活に備えって時間があれば常にスープジャーをネットで探しております。
お気に入りのスープジャーは昨年末日本へ旅立つ前日に荷物の整理を終了させていたはずの私は余裕かまして、スイス(前勤務先在り)出国当日の朝にお風呂やら家の掃除やら友達とのチャットをしており、ホームステイしていた家のキッチンに食材、調味料、食器等あるのを忘れており、家を出る直前に気づいたものの出国時間迫っており、最後の確認できなかったため、フランス(住んでいた場所)に置いてきてしまった始末でございます。がくん
はい、それでは本題です。
先日、中谷美紀さんの「インド旅行記2 - 南インド編 -」を読み終えたので、備忘録として記録しようと思います。
表紙、中谷さんが特に気に入ったと書かれてたケララのバックウォーターで撮影された写真でしょうか。私もバックウォーター行ったことあるので、なんとなくそんな感じがします。
さて、前回の北インド編のブログでも書いたように、こちらの旅行記は全部で4編で構成されております。
私が今回読んだのは 第2巻!
特に読みたかった南インド編!
この本の始まりはタミルナドゥ州のチェンナイから始まります。
旅行期間は2005年9月30日から10月27日の約一ヶ月間。
マレーシア航空でクアラルンプール経由ですね。
他、ハイデラバード、カーンチープラム、マハーバリプラム、ポンディシェリー、バンガロール、マイソール、ハッサン、マドゥライ、カンニャークマリ、バックウォーター、コチ、コーヴァラム・ビーチ を旅されたそうです。(*旅の順番ではないです)
ハイデラバード終点の旅行ですが、最後の最後まで本ではたくさんのハプニングあったみたいですね・・・笑
最後のハプニングは気候によるものですが、でも、さすが、インド。
ハプニング満載の国です。
個人的感想としては、とても細かく繊細に中谷さんがインドを文で書き切ってくださってるので、1巻同様とても満足の1冊でした。
ケララではオイルは北インドでは使わないココナッツオイルを料理全般に使うため、そこに関して苦闘の日々を綴られています。笑
また、特にグッと来たのは、しつこい人にはヨーデルを歌ってお土産屋を撃退したというのには、なぜか感心してしまいました。「あ〜、そういう方法もあるのか」と。(私には恥ずかしすぎてできませんが・・・。やはり、中谷さんガッツある。)
中谷さん、第1巻の北インド旅行中腹痛を避けるためベジタリアンになったのですが、この南インドではヤギの解体現場や様々残酷な現場を目の当たりにして、絶対に肉を食べない、食べたくないと書いておりました。確かにそういうのを現実に見てしまったら肉への食欲全て奪われそうだなと。
警察事件について書かれていましたが、第1巻でも紹介されていたように、インド警察全然動きが遅いですし、賄賂があれば解決!みたいなこと多すぎで、これでは国の秩序守りきれませんね・・・。警察がしっかりお給料を貰えていれば、対価としてしっかり働いて、不正に賄賂を受け取ることもなくなるのだろうか、、、とか考えます。
そして、最後に!私、この本を読んで初めて「オーロヴィル」の存在を知りました。中谷さん曰く、ポンディシェリに存在する「世界中の人間が、人種や政治、宗教と関係なく、共に暮らせる平和な場所」だとのこと。住民は手工業や農業をしたりして生活しているらしい。いつか行ってみたい!!
余談。
・ベジタリアン関連
この前インド人の友達から連絡が来て、彼はベジタリアンなのですが、「今回のコロナはノンベジタリアンによって引き起こされたんだよな。なんて残酷なんだ」と言われ、生涯ノンベジの私はやるせない気持ちになりました。
・バックウォーター関連
私、ケララにインド人の友達と集団でデリーから3日間電車に揺られ、2015年の12月の1ヶ月間旅したことがあります。(3日間、汗をかくのにお風呂入れなくて泣きそうになりました。)
バックウォーターに行った際、中谷さんが経験されたように私は1日だけケララ特有のボートに1泊。
私の乗船していた船から撮ったので、写っているボートとは構造が少し違ったボートに乗りましたが、タイプは全部似てますが、構造は様々。
こんなリゾートちっくで素敵に見えるボートですが、そして中谷さんも大絶賛のボートですが、「もう私は乗りたくない!」と思った記憶があります・・・。それは、なぜか。
蚊 のせいです。
中谷さんの場合、蚊除けネットが設備されていたのでその危険性はありませんでしたが、一泊して翌朝、いくつもの箇所に蚊に噛まれた痕がたくさんあり、正直寝てる以外でもボートにいる限り刺されまくったので一生に一度でいい。と思ったのでした。
ですが、蚊がいなければ、蚊の対策(オドモス塗ったり!!!)しておけばいい話なのです。
だけど、私日焼け止めもそうなのですが体に何か塗るのが好きではないため、ケララの暑き12月の蚊に呪われました。
ケララ、大変にいい場所です。
私の彼もケララ出身なので、一度彼と旅行しようねという話になりました。正直、恥ずかしくてあまり言いませんが、私が彼にキュンとなる瞬間は彼が友達と和やかに話しをしているのを眺めている時、そして彼の母語であるマラヤーラム語を話しているのを聞いてる時ですね。
でも、一度彼と彼の中高同級生友達と4人で会った時、車内で2時間ほどマラヤーラム語で話されてしまった時は彼は私のために英語で友達になるべく話しかけてくれてたのですが全部マラヤーラムで返ってきてしまうので、2時間聴き続けるのはきつかったですね。笑
あれ、読書感想文のつもりが、余談も多くなってしまいました・・・。
では、これにて。良い週末を!