Kiki’s blog

29歳。非日常的日常であった思い出をブログで整理中。#インド #韓国 ...

【国際恋愛】印彼、日本初訪問。そして、近況。

 

Kikiです。

 

私事ですが、最近、無事理想のタイミングで就職先も決まり、新しい新居にも無事引越し完了しました。

 

3月下旬から始まる、初めての日本での仕事。

勤め先は官公庁系なので、どのような日本社会へのハードルが存在しているのか未知ですが、根気よく頑張りたい・・・。

 

引越し先は霞ヶ関まで乗り換えなし40分先の場所。弟とのふたり暮らしが始まります。

地元よりは栄えてるけど、落ち着いた場所なのでのんびり生活できそうです。

 

 

 

さて、本題に。

 

 

 

早くももうすでに1ヶ月が経ってしまい3月にもうすぐなりますが、

時は1月下旬、インドから初めて彼が日本に訪ねてきてくれました。わ〜い(幸い、日本でコロナが話題になる3日前に彼はインドへと帰国 ふ〜っ汗 でも、一応印軍で念のため精密検査されたようです・・・。)

 

 

 

本日、ここで記録したいのは 1)個人的に「なるほど」と思った彼の日本に対する印象、2)旅行先記録、3)旅行先を選定するまでの小さな葛藤 についてです。

 

 

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1)個人的に「なるほど」と思った彼の日本に対する印象

彼にとっては初の海外旅行で、初の日本、いろんな物が不思議に見えたらしく、何に疑問を旅行中感じたか教えてくれ、今回の旅行は私も新鮮な気持ちで日本という国を捉えることができました。それでは、そのいくつかを記録として紹介させてください。

 

【日本不思議5選】

1、路上に動物がいない。

確かにインドは牛、犬、猿は基本日常的に見ますね。だから、彼は道路の綺麗さを含め、動物が全く見当たらない環境に驚いておりました。(カラスの多さには驚いていたけども。)

余談ですが、私犬が元々だめで案の定インドで犬に出くわす度に私は死にそうになっていたため、食べ物でお腹はくださなかったものの、恐らく犬への恐怖感がストレスになり、ストレスで腹痛を患った苦い思い出があります・・・。どんな可愛らしい犬も吠えればライオンにしか見えない。だから、よくインド人の友達に笑われようが、彼らに必死の思いでしがみついてました。

 

2、冬の寒い時期に若者は生足。

これは他の海外からの友人からも驚かれました。

確かに私が高校生の時は真冬の極寒でもスカートに生足という、今では考えられないことをしていたけども、彼は若者を見て、「何で、こんな寒いのに何も履いてないの?」「寒くないのかな?」と疑問を抱えておりましたが、私は「日本では寒くてもファッションとか外見が優先なんだよ」と答えてあげましたが、よく考えれば日本の若者(いや、最近おばちゃんでも生足の方見るけど)恐るべしです。

 

3、お年寄りの方の量。労働力問題。

「どこもかしこもお年寄りの方々ばかりだね」と言われて、改めて日本が高齢化社会であることに気付きました。確かにお年寄りがインドで見るよりは多いかもしれない。特に私たちは平日にかけても旅行をしていたので、外にはお年寄りの方々が土日より多い状況を見ていたのかもしれません。

 

そして、ある日のこと。電車に乗り込むため、階段を急いで降りていた時のこと。

下から、大量のゴミを担いだ清掃員のおじいさんが階段を登ってきました。

それを見て彼は「何であんなこと若い清掃員じゃなくて、お年寄りにやらせるんだ!僕手伝ってきていい?」と聞かれ、私は日常で見ていた光景であったため、「日本のお年寄りの方々は見た目よりもパワフルだし、いきなり手伝ったらびっくりされちゃうから大丈夫だよ」と返答したものの、確かにあんなのお年寄りの方にさせるのは酷なのかなと悲しくなりました・・・。

 

4、電車の中は皆寝るかスマホいじり。

インドはどうでしょう。恐らく、みんな携帯はいじると思うけど、あまり単独で行動しなかったりするから、会話の方が多いのか・・・。寝てる人はまず見ないですね。これは今まで旅行した結構の数の国々でもあまり見たことないかもしれない。

 

そして、電車のあの特有の息のしづらい静けさにも彼は驚いてました。

 

5、電車の中にコンセントがない。

そして、電車関係でもう一つ、携帯充電用のコンセントがないこと。

「あれ、デリーのメトロにあったっけ?」と思い出せないものの、私たちはカメラを持たず携帯で写真を持っていたため、いつも持ち歩きの充電器を使うか、コンセントを探すかでしたが、彼が「日本でこんなに発達してるのに電車にコンセントないんだね」と言われ、心なしか悔しさを感じました。笑

 

 

2)旅行先記録

さて、旅行先について。

彼が事前にJRの外国人向けの切符「JAPAN RAIL PASS ( https://japanrailpass.net/ )」を予約していたため、彼は3万円ほどで1週間分用のPASSを購入し、JR系統の電車と新幹線(のぞみ、みずほを除く)で移動可能に!

 

彼に無敵のPASSがあったため、5日間の間で4都府県を旅行しました。

東京 ー 神奈川(鎌倉)ー 京都 ー 大阪 ー 東京

 

彼の到着日は時差や飛行機での旅の疲れを考慮して、東京に1泊。海外からの観光客には定番の浅草や東京江戸博物館に行ったり、両国のお相撲さんを見たり、川の周りを散歩したりとゆったりまったり過ごしました。あとは、私の弟と原宿近くの静かなカフェに行ったり。

 

 

2日目は鎌倉へ移動。私のリサーチが甘かったばかりに鎌倉の大仏は小町通を抜けた先あたりにあると思ったら、全然遠くて、見れなかった泣 大仏を見たがっていた彼にごめんなさいでした。(本人、何も気にしておりませんでしたが)とりあえず、ぶどう飴、しらす丼、蒲鉾等をいただき、宿は海沿いに予約していたため、海を散歩して語り合いました。

 

私は個人的に鎌倉の一日が一番充実していたかなと :)

 


3日目は京都へ移動。2泊は京都で。初めて伏見稲荷行きましたが、彼の写真のこだわりが理解できず、私はとうとう疲れ、彼に怒る。散歩してたら、東大寺のような大きな荘厳さのあるお寺へ行き着くことに。でも、観光客が全然いなくて、最高のデートスポットになりました。

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4日目は朝は工事中の清水寺仁和寺へ。夕方は私の友人に久しぶりに会うのも含め、大阪道頓堀に!この道頓堀、彼は旅先で一番気に入ったみたいです。

彼はクリスチャン、そしてケララ出身なので牛のお肉を食せるのですが、どうしても日本の牛肉を味わってほしかったので、夕食には某焼肉屋さんへ。彼の満足してる笑顔を見て、私は嬉しさを噛み締める。

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最後は京都から東京へ。彼がずっと見たがっていた、渋谷のスクランブル交差点や蔵前にある弟の働いてるカフェに。夜はたまたま東京に用事のあった私の母と初対面。母、目の大きさといい、背の高さ等に微笑み。笑 彼は父と母用に買ってくれていたパシュミナ素材のスカーフを。実家に残る父には会えなかったものの、やはり家族が彼に会ってくれ、私が通訳しながら会話してくれたことに嬉しくなりました。

お土産は彼が行きたいと行っていた六本木のドンキに。初めてドンキであんなに時間を潰しました。でも、彼と一緒だったから、楽しかった。

 

 

渋谷といい、大阪道頓堀といい、ドンキといい、やはりインド人の彼は私とは正反対でごみごみしたところが好きみたいです。笑

 

日頃、軍での訓練の成果もあり1週間でのこのスケジュール、彼は疲れることなく私たちは1日平均2万歩以上を歩き続けました。

 

 

 

3)旅行先を選定するまでの小さな葛藤

 

結果、スムーズに行ったこの旅行。

それでも、どこに行くかはとても悩みました。

彼は生魚食べれないし、結構偏食なので、食べ物中心な旅行プランは立てず、目に訴えかけれるような思い出に残る場所を選定することに。

 

ネットで「インド人 日本 観光」のワードで探すと、

大抵出てくるのは「インド人は自然がある場所を好みます」とのこと。

例えば、高尾山とか、新宿御苑とか。

 

このことを彼に言うと、「つまらなすぎるよ、その案は却下ね」と言われ、振り出しに。

確かに、彼インド人だけど小さい頃からボリウッドではなく、ハリウッド見ながら育ってきてるし、海外旅行したことないけども海外の文化にとても興味を持っているから、「典型的なインド人とは言えないのか・・・」と頭を悩ますことに。

 

結果、私はめんどくさくなってしまい、私好みのプランに。

でも、彼は全て楽しんでくれたのでよかった。

お金の管理は私に全ての換金した旅行費を持たせ、私が。なんか、夫婦ごっこをしている気持ちになりました。

 

 

遥々、インドから来てくれた彼。

現在はシアチンと言う、インドパキスタン国境におりますが、マイナス15°の世界。

国境付近なので安全面も心配ですが温暖な南インドケララ州で育った彼がそんな極寒地で耐えられるか心配でなりませんが、無事を祈る日々です。

 

 

 

長くなってしまいました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

みなさま、良い週末を!