Kikiです。
先日、彼と電話をしてたときに、私にとって禁句である女性の名前が。
なぜいつまでもその彼女に嫌な思いをしているのか考え、何も思わないまでに冷静に慣れていたのにどうしたものか・・・と思い耽る今日この頃。
その「彼女の名」の話の前に、最近私が抱いている彼に対する思いについて。
1月に日本に来てくれた彼ですが、その時4月くらいにはミッションでかなり山頂に行かなきゃいけなくなって、ネット環境なんてものはないから、3ヶ月少しは全く連絡取れなくなると思うとのこと。
今は山の麓にいるのですが、それでも結構なタイミングでネットが優れている環境でもないので途中途中で通話切れて少しイライラが・・・。そして、遠距離向きでない私は日に日に彼に対する思いが途切れつつあるのです。
でも、彼はいつもポジティブ。尊敬するほどに。
2日に1度は見るのではと思うほど、私の夢を見るらしく、電話越しに愛を感ずる。
付き合って6年目(別れていた期間約1年半、恐らく・・・)ですが、「結婚」という重いワードは2人共出したことがない関係。彼は「インドに来てよ」と言うけれど、私が「インドには将来絶対住まない」と言ってるからかな・・・。
そして、「彼女の名」の話。
ごく最近のこと、定期的に来る私の彼に対する冷めにより、3日程電話をしておりませんでした。
そして、3日ぶりにテレビ電話をした時、彼が、
「Kikiが僕に冷たい時は友達に電話するんだ。E(彼の親友)とか、M(彼の大親友)とか、Mal(例の彼女)とか・・・。」
(Malは彼女の名を省略しております。)
このフレーズを言う時の彼の目は泳ぎに泳ぎ、それ以外は画面を見て話すのに、その時は全然顔を見ないので、笑いました。笑
もちろん、それには訳があってその彼女の名を聞くと私に過剰反応が出てしまう訳ですが、その一つに以下の「手紙事件」。彼女の説明も含めてぜひ読んでいただきたい。
もちろん、その一件のみで過剰反応が出る訳ではないです。もう一つの事件は名付けて「お誕生日事件」。
そのお誕生日事件発生日付は2019年9月30日。
その2日後には彼の招待により、私は当時住んでいたスイス・ジュネーブからデリーへの2泊3日の旅が計画されておりました。
その事件発生日は「手紙事件」発生以来、苦手意識を抱いていたMalの誕生日。
彼女が誕生日だと知らない彼はその前日、Malと会う約束を。ただ、彼はその予定をすっかり忘れてしまい、Malからのお誘いで彼女の誕生日夜に会う約束を。
その当時、電話で彼は私に敢えて彼女の名前は出さず、「友達と今日はご飯に行ってくる」と報告。後から彼に聞くと、Malと私も知っている彼女の名前を出さず、友達と言ったのは「手紙事件」以来、1)私が彼女の名前に敏感になっていたからと、2)私がジョークで恋愛経験の全くない彼に「もっと他の女性とデートを重ねた方がいい」とアドバイスしていて、彼はそのアドバイスを心底嫌っていたからだとのこと。
話は戻り、その誕生日当日、まさかその日がMalの誕生日だと知らない彼はもちろんプレゼントなど用意してる訳もなく、2人は会う。夕食を一緒に食べたかどうかは思い出せないのですが、彼女(某大学で教授助手)が誕生日だからとリクエストで、誕生日と言われたら断れないし、プレゼントもないし、インドでは(少なからず私の周りの)男性は夜は女性の家まで送っていく習慣があるから、彼は彼女の住む寮まで1時間バスに揺られ、彼女を送りました。夜11時くらいのこと。そして、その後、彼は自分の家に1時間半かけて帰ったのでした。
(今考えてもなぜMalは自分の誕生日の夜に彼と会う約束をしたのか理解ができません・・・。)
そして、私の到着!
10月2日に到着した私はジュネーブから飛行機で11時間かけ、半年ぶりに彼に会いに行きました。
正直、その「お誕生日事件」を知った後のプライドの高い私は「彼に会いたい!!!!」と言う気持ちは薄らいでおり、どうしてもこのモヤモヤを誰かに聞いてほしくて、彼に会う前に到着時間2時間前(早朝5時)にMalと彼のクラスメートでもあるAnuと会う約束を。(朝早くにも関わらず、駆けつけてくれる彼女最高泣)
彼女にことの詳細をバーッッツ!!!!と話し、彼女曰く「Malは今遠距離中で彼氏と今上手くいってないけど、Malは彼氏にゾッコンだから気にすることない」とのこと。でも、「誕生日に会うのはなんかやだね」と共感してくれる。
そして、彼は私とAnuがなぜ密会しているのか気になり、予定より1時間半前に空港に到着。
Anuは仕事がその日あったため、空港でお別れ。私と彼は彼の車でドライブして、まずはホテルに直行。私、シャワーを浴び、寝る。
ホテルでゆっくりした後、彼が予約しておいてくれた日本食レストランでお昼ご飯を。
(ジュネーブでは高すぎて、日本食にありつけなかっったから、感謝。)
終始、彼は私を珍しいもののように眺める。
そして、お腹一杯になり、15時ごろホテルへ戻る。
そして、2時間後、なんと彼、「親に言える口実がないから、帰るね」と!!!!
私、心で「は?え・・・?」状態。
遥々、11時間かけ飛行機で会いに行き、彼はその2日前にMalと夜11時まで一緒にいたのに、私を夕方夜ご飯も共にせず、置いていく?????
これにより私唖然とし、どうでもよくなってしまい、彼を引き留めもせず、ねだりもせず、家に返す。その晩、彼の大親友のMくんに電話をし、事情説明。彼曰く、「Malのときは、彼女はクラスメートだったし、事前に両親になんで遅れるか説明できたけど、Kikiの場合は説明できなかったんだろうね。やっぱり、付き合ってるからこそ、朝から晩まで一緒にいることはインドはまだ難しいよ。」と。
でもさ、2泊3日しか入れないんだよ???Aghhhhとなる私。
次の日、朝早く彼はホテルに来てくれ、一緒に南インド料理を私お気に入りのレストラン、Naivedyamで。
そして、また私、イラッとしてしまう。
食事中に携帯をいじる人を私好まないのですが、それをいつも彼に指摘するのです。仕事に関しては別ですが、彼はなんと食事が運ばれてくる間、Malとwhatsappを!!!!!aghhhhhh
あ、もう嫌だ、彼の車で来たけども、一人トコトコ帰ってしまおうかと思ったほど。
考えすぎなのもわかりますが、彼のデリカシーのなさ!!!
食事中、私は何も話しませんでした。
(お分かりかと思いますが、私は恐らくジェラシー感じ易いタイプの人間です)
そして、その夜も勿論彼とは過ごせず、一人夜道を歩き、食べ物を求めに行きました。
ジュネーブは全てが高いので、その半額以下の値段で食べれるインドに心踊ってしまい、そして、ストレス発散のために死ぬほど甘いミルクシェイク、ピザ、サラダ、甘辛チキンを一人で絶対食べきれない量を注文し、店員を驚かせてやりました。
思ったことは文化って、難しいということ。
彼はケララ人で、勿論ご両親もケララの方で彼のお父さんは外人と付き合うことによく思ってないし、1夜を共に過ごすなんて結婚してないのにしてしまうのは御法度だし・・・。
今となっては克服しつつある「手紙事件」「お誕生日事件」。
ただ、先日彼女の名を久しぶりに聞き、心が嫌だなと言っていたのを思うと、まだ私にとってMalの名は禁句なんだと自覚。
がんばれ、自分。
では、これにて。