Kiki’s blog

29歳。非日常的日常であった思い出をブログで整理中。#インド #韓国 ...

映画「はじまりへの旅」("Captain Fantastic")観賞しました。

最近後悔するほどぐうたら生活を送るKikiです。

 

昨日、「はじまりへの旅」というアメリカ映画を見ました。

(まだ映画ご覧になってない方、以降内容ペラペラ話すので注意です。)

「はじまりの旅」の画像検索結果

とても素敵だった。

 

でもこの一言、映画に出てくる家族にバッシングを受けるでしょう。

なぜなら、映画の家族のお父さんの方針で具体的でない感想はだめなんです。

"Interesting."は御法度。

 

おそらく、これが家族に哲学王を生ませる秘訣なのでしょう。

 

この「はじまりへの旅」、お父さん役はあのかの有名なヴィゴ・モーテンセン

ロードオブザリング、グリーンブックで有名な味のある役者さんです。

最後の方のシーンでお父さんが髭を剃るんだけど、それまでモーテンセンだと気づかなかった!とてもセクシーで男前すぎた。髭剃るだけで、人間こんなにも見た目変わるんんだね。

 

そして、森に暮らす家族の6人の兄弟姉妹たち、それぞれに個性あって、賢くて(役だからとかではなく、この映画結構哲学多いから、実生活でも賢くないとこの役できないでしょう。)、子供なりに自分の意見しっかりあって、キラキラしてた。

一番上のお兄ちゃん、イギリス出身だから所々ですこーしイギリス英語聞こえるけど、アメリカ英語馴染んでた。すごいなー。

 

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この映画に私、様々考えさせられました。

森で長らく家族だけ、一集団だけの中に暮らすとどうしても外界とのギャップが生まれてしまって、何が悪くて何が良いってないんだけど、やはりテクノロジーの進んだ社会に暮らす人間はいろんなことに影響されてて、考える力とかいうもの失われてて、一方で森で自分たちの力で考えて生きなきゃいけないこの家族は哲学があって、自分の感情に正直で、真っ直ぐで・・・。でも、世界にはたくさんの先住民、民族が自分たちの文化を保っていたくても、その一歩踏み出した世界は文化とかそういうもの失った現代人といわれる人間たちが世界を牛耳っているという現実。結局はこの家族もお父さんがやはり子供たちの将来とか考えて、周りからの意見も聞いて、子供達を学校に通わせるのだけど、そうやって先住民たちも現代の社会に生きていくんだなって。この件、一人で考えても楽しくないから、誰か映画見た人と語りたいな。

 

 

「普通」って本当になんなのだろうか。

「常識」って何なのか。

 

大学生の時にアインシュタインのある言葉に出会いました。

「常識とは17歳の時までに人間が積み重ねた偏見のコレクションだ」

(自分で言葉の組み合わせ変えてしまってるかもしれないです。)

 

今まで、世界5ヵ国の国で暮らしました。

国によって、そして、家族によって、人によって考え方様々あります。自分の日本人としての常識は全く通用しませんでした。日本に帰ると、「これできて当たり前でしょ」という当たり前、常識の中に生きなきゃいけないと感じます。そして、私は田舎出身なので尚更そういう考えが蔓延る社会の中で育って来ました。「Kikiちゃんは変わってるね」と言われて、育ちました。常識って何なのでしょうか。人に迷惑余程かけること出なければ、どんな年になっても自由に腕白でいたいです、私は。

 

 

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昨日、インド人の彼が日本の観光ビザを取得。

いよいよ来週、日本来ます。

なんか、嬉しいのかめんどくさいのか自分の気持ちがよくわからなくなってる。

5年前、インドに住んでた時の日記を読んでしまい、ふつふつとデリカシーのない彼の言動や行動に対する不満を今再び思い出してしまったのです笑

 

それはまたどこかで。

 

 

では。